鶏卵紙着色写真
前の街道にはまだ馬車鉄道のレールも見られないので、明治21年(1888年)以前の写真。
絵葉書「相州 小田原市街」 1/3線
絵葉書「小田原ういろう」 1/3線
絵葉書「相州 小田原 時本」 1/3線
「ういろう」の二軒となりの料亭「時本」
絵葉書「相州小田原町市街」 1/2線
古写真を元に図面を書き、立体的に復元したもの。(1/64スケール)
人物、自転車などから、建坪は15坪(幅5×奥行3)と想定して制作。屋根の形状、面積は瓦の枚数を数えて割り出した。
明治時代~大正時代で建物細部や周辺に変化が見られる。雨樋の色と形状、西側面の屋根、戸袋前の薬看板、防火用水、自転車など。モデルは明治末~大正初期の想定。
十六葉八重表菊紋の鬼瓦は10銭アルミ貨幣より切り出しで制作。
アクリルケースをつけて、本家外郎本舗へ寄贈した。
絵葉書「小田原ういろう」 1/2線
東海道の北側にういろう薬房が建ち、南側を電車が走行していた。
三棟玉堂造りの破風が特徴である。
絵葉書「相州小田原市街」 1/2線 大正7~大正12年
中央ノ洋館ハ新築ノ警察署ナリ・・・
警察署の建物は1918年(大正7年)に新築、関東大震災1923年(大正12年)に倒壊している。
櫻木倉太郎 撮影か。
鉄道開通記念写真帖 小田原町祝賀会編
大正九年(1920年)十二月発行
「ういらう薬房前の停車場工事関係職人達の花車」
絵葉書「小田原市街/天神山ヨリ石橋山ヲ望ム」 1/2線
絵葉書「関東大震災 小田原町の地割れと外郎屋の惨状」 1/2線
関東大震災は大正12年(1924年)9月1日。
絵葉書「名古屋商品陳列館ニ於テういらう製剤陳列」
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印籠がつるしてあるのが見える。
大正期の印籠
左(埼玉県さいたま市):通常サイズ、桐紋は印判、透頂香の文字は金泥手書き
右(富山県魚津市):大きめサイズ、桐紋および透頂香文字はともに印判
左:本体は木製でうるし仕上げ、球は珊瑚か石、瓢箪は木製、「ういらう」文字は手書き
右:本体は木製でうるし仕上げ、球は木製、瓢箪なし、「ういらう」文字は印判
戦前のうちわ
戦前のうちわ
現在の「ういろう」
2013年10月28日撮影。
天守閣のようです。
店舗に飾ってある大正時代の瓦です。
店の奥には資料館があり、希望すると案内してくれます。